【事例1】約100年前の未完成の仏壇を金仏壇の完成品に修復しました。
- およそ100年前の未完の仏壇を修復。
- この仏壇は明治時代の仏師が手掛けた物で、仏師の死去により未完のまま民家に納められていた。
- 住宅のリフォームを機に当社に仏壇の修復を依頼された。
- この仏壇は木地のままで、漆塗りも金箔も無く、彫刻も6割程の彫りで終わっていた。
- 修復には半年を掛けて対応した。
- 扉を広げると16尺5寸(約5m)高さ6尺5寸(約2m)ある。
- 在家用としては、これほど大きく、豪華な造りの仏壇は富山県下では二度と出てこないのではと思われる。
修復前
- 彫刻も未完成で、木地に墨で下書きをした状態の部分もありました。
修復後
- 漆による下地を数回塗り終え、本塗り後磨きを掛け、富山仏壇の特徴である赤金を打ち。
- 欄間、金箔を施し、障子戸を付け、完成させました。